【コラム①】部下を10倍成長させる上司
2023/05/22
こんにちは STAY GOLD FUND代表の前川です。
本日より、定期的にコラムを書いていきたいと思います。
コラム自体が実際にミーティングに使えたり、仕事の現場で皆さんの有益なツールになることを願っています。
今回は、部下のモチベーションを上げどんどん結果が出るような上司としての関わり方についてシェアしていきます。
これは、私が実際に現場でやって結果を出し続けていることですので、ぜひ真似してみてください。
上司とは役割、偉いと思ったらお終い
上司として指示・命令・管理をするという関わりをしなければならない。
このような考えは捨ててください。
今の上司に求められるのは、伴走力・支援力です。
管理、命令は場合によって必要ですが、上司の仕事ではありません。
部下の活躍、成長に向けて寄り添い、支援していくことが上司の仕事なのです。
人間関係は上下関係ではなく、対等です。
まず大前提として自分の役割は何かを考えてみましょう。
環境を整備することが成長させること
整備する環境とは
①人間関係(交通整理)
②休める雰囲気
③仕事の負荷
この3つ環境を整えることで部下は確実に成長します。
①人間関係とは
報告・相談が気兼ねなくできる状況のことです。これは、部下に対してフォーカスを当てるというよりは、部門全体に対してです。
人にフォーカスを当てても効果は薄く、1人解決しても、次々と問題が発生します。(妬みや嫉妬も出てくるのでオススメしません・・・)
業績が出ていない部門は、共通して人間関係が悪いです。大体このような問題を抱えています・・
・誰に聞けばよいかわからない
・誰の言うことが本当なのかわからない、迷う
・仕事の納期が遅い
・人のせいにする人間が増える・・・このような感じでしょうか。
場全体の交通整理をするには
1 現状を知る・聞く
2 目標設定をする1on1を組む→必ずプライベートの目標も!!
3 顧客はだれか確認すること
特に自分の顧客は誰か?
これが部門全体に認識されれば、大きく変わっていきます。
②休める雰囲気
休暇だけではなく、仕事の緩急といったイメージです。午前中一気に集中したら、午後はカフェで一息つけても誰にも文句が言われないといった開放的な環境です。
気兼ねなくブレイクが取れるなどこの環境を整えることで、仕事に追われている感じから一気に追うイメージに変えられます。
一日の中で自由に自分の時間が作れていると部下達が感じることができるようにすること。これが休める環境を整えることです。
③仕事の負荷
適性な仕事の負荷のことです。
部下の能力を考えて、110%ぐらいの負荷を与えること。
少し、自分のレベルを超えた負荷を与える。
この際に放置は厳禁です。(場合によっては退職します・・・)
上司は伴走者、支援者ですから手は離すけれど、目は離してはいけません。
「ここまで進んだら、一旦一緒に考えよう」
「君にとってチャレンジ領域の内容だから、成長のチャンスだね」
といったように声掛けが非常に重要になります。
また、中間報告をもらった時は、2回褒めてから1回フィードバックするイメージで関わることで、部下はモチベーションを高く保ち、継続してタスクをこなしていきます。
褒めるのは取組む姿勢について、フィードバックはタスクの質についてが重要です。
そして、フィードバックで特に重要なのは基準を与えること。
最低限どこまでして欲しいか、どこまで進めばすごいのか。そして自社にとって部下が今取り組んでいる仕事がどのような価値をもたらすのか
この基準を伝えることはとても重要です。
○上司の役割
○環境の整備
この2点に集中することで部下の仕事に取組む姿勢は変わり、必ず結果が出ます。
この記事が皆さんの成長と発展に貢献できれば幸せです。
それではまたお会いしましょう。
STAY GOLD FUND株式会社
代表取締役 前川渉
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